- 東京大学教養学部統計学教室
 - 東京大学出版会
 
今は統計学入門。 週一で1時間程度各自でもくもくして、章末問題で同期を取るという方法でやってみている。
今回の内容
第2章 1次元のデータ
2.3 散らばりの尺度
- **散らばり (dispersion)**の尺度: 分布の形状を示す指標
- レンジ (range)
- 分布の存在する範囲の長さ。分布の端から端までの距離
 - $R = {\rm max}(x_1, x_2, \dots, x_n)-{\rm min}(x_1, x_2, \dots, x_n)$
 
 - 四分位偏差 (quartile deviation, semi-interquartile range)
- 第3四分位点と第1四分位点の隔たりの半分
 - レンジを改良したもの。異常値の影響を受けにくい
 - $Q = \frac{1}{2}(Q_3-Q_1)$
 
 - 平均偏差 (mean deviation)
- 各観測地が平均からどれだけ離れているか(偏差 deviation)についての平均
 - $d=\frac{1}{n}\left(|x_1-\overline{x}|+|x_2-\overline{x}|+\dots+|x_n-\overline{x}|\right)$
 
 - 分散 (variance)
- $S^2=\frac{1}{n}\sum(x_i-\overline{x})^2$
 
 - 標準偏差 (standard deviation)
- $S = \sqrt{S^2}$
 
 - 変動係数 coefficient of variation
- 分布の中心が著しく異なる場合に分散(標準偏差)では散らばり具合を比較できない
 - $C.V. = S_x/\overline{x}$
 
 - 標準得点 (standard score)
- 分布を一次変換して平均を0、分散を1とした(**標準化 standardization)**分布
 - $z_i = \frac{x_i-\overline{x}}{S_x}$
 - **Z得点 (Z score)
 
 - 偏差値得点
- 分布を一次変換して平均を50、標準偏差を10とした分布
 - $T_i = 10z_i + 50$
 
 
 - レンジ (range)
 
練習問題
所感
- esaの数式機能めっちゃ便利 😍
 - でもあんなに書いたのにTeXはすっかり全部忘れてる 😞
 
次回
